こんにちは!占いコーナー担当の<旅の風>です。近年、藤井二冠の活躍などもあり「将棋」があらためて注目を集めていますが、今回はそんな将棋の重要な戦いである<竜王戦>について占ってみました。
将棋の竜王戦は羽生九段がタイトル戦通算100期獲得の大記録がかかる注目の大勝負です。このような大勝負の行方を占うなど、易の大先生方からお叱りを受けそうですが、この占いコーナーは易占いの不思議さや楽しさをみんなで共有し学んでいこうという趣旨なので、何卒お許しいただきたいと思います。
竜王戦第一局を占ってみた!
では早速易を立ててみましょう!
※竜王戦第一局は10月9日・10日に行われました。第一局についての占いは10月9日午前10時ごろにおこなっています。
竜王戦第一局の羽生さんを占った結果
【63】水火既済(すいかきせい) が出ました。
「既済(きせい)は、少し亨る。貞しきに利あり。初めは吉にして終わりには乱る。」
完成された形で功成り名を遂げてこれ以上望むべくもない状態とあります。確かに羽生さんは永世7冠を達成し前代未聞の偉業を成し遂げています。しかし「初めは吉にして終わりには乱る。」とあるので逆転負け・・・?また、失くし物は7日もしないうちに戻ってくるともあるので、1局目は負けるけど2局目は勝つのかな?
以上が10月9日(金)に占った結果です。まとめると「羽生さんは今回は負ける、今回のタイトルは残念ながら取れない。王将戦、王座戦など次回のタイトル戦でタイトル100期目を獲得する。」といったところでしょうか。
竜王戦第二局を占ってみた!
続いて10月22日・23日に行われる竜王戦第二局についても占ってみましょう。
易占いは、ざっくり言えばメインの卦辞64と副題の爻辞6からなっています。64卦のそれぞれに6つの爻辞が付いています。今回は爻辞も含めて解説しますね。
前回占った結果は、竜王戦第一局は羽生九段の負け、豊島竜王の勝ち。(後日記載:この占い結果は当たってました!)
しかし、もしかしたら竜王戦の行方を占ったつもりが「羽生さんが勝つかどうか?」という占的(占う対象)になってしまっていたかも・・・その可能性が高い気がします。
なので、今回は初めから竜王戦の行方ではなく竜王戦第二局がどうなるかという的に絞って占ってみました。この場合、羽生さんの運勢はどうか?豊島竜王の運勢はどうか?について占い、より良い卦が出たほうを勝ちとします。
ではそろそろ竜王戦第二局についての占いを始めましょう!
※第二局についての占いは10月22日の正午ごろ、局面を見ずに占っています。
竜王戦第二局の羽生さんを占った結果
【17】沢雷随(たくらいずい) 四爻 が出ました。
「従う」の意味です。「期限を設ける」ともあります。
将棋において解釈すると、相手の作戦に従い、指し手に追随せよ、という感じです。期限については従うばかりでなく反撃の時を見定めよという事・・・?ただし四爻は「やりすぎると失敗する」とあるので、あくまでも受け身に徹して最後に逆転を図る・・・そんな場面が浮かんできます。
竜王戦第二局の豊島竜王を占った結果
【32】雷風恒 (らいふうこう) 上爻 が出ました。
常は変わらないこと、変わらないで続けていくことの意味です。夫婦を表していて、いつもと変わらぬ「お茶漬けの味」です。ただし上爻(6番目の爻)は「じっとしていられずに激しく動いてしまい落ち着かない」と出ています。
結果の解釈と判断
豊島竜王の先手でもあり、主導権は豊島竜王が握り攻める展開になりますが、羽生九段が受けに回り決め手を与えず形勢は互角のまま終盤に。そして豊島竜王が我慢できずに決めに出た一瞬の隙をとらえて羽生九段が反撃し勝利を収める、と私は見ます。
かなりの激戦で最後まで互角の名勝負となる、と考えますがいかがでしょうか?
占いの結果はともかく、両人ともに応援していますので力を出し切っての熱戦を期待しています!
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